2010年 01月 20日
本日の一枚 |
日だまり
By Sonnar 2.8/85mm
今日は久しぶりに暖かくなった。さすがに日が暮れると少々ヒンヤリするが、ニンゲンの慣れとは怖いもので、梅田のマルビルの気温計は10℃なのに、今日は寒いとは思わない。それだけ先週末からが寒かったと言うことか。
さて、今日はちょっとした工作をしてみた。
以下はオタクな人には無意味なので読み飛ばして(むしろ読まないで?)頂きたい...
工作というのは、FDレンズのフードのことである。
キャノンのレンズフードはFD時代から現在のEFレンズも含めて、鏡胴外枠につけるバヨネット型である。そうすることでフードを付けたままキャップの着脱が出来るようになっている。カバンに放り込んでおく場合などは(少々かさばるが)フード+キャップで二重に保護している。
ただバヨネット型は専用フードとなるので見つかりにくいということと(FDレンズ用は30年前のものもあるので)、経年変化でロックがかからずすぐに外れる、という欠点がある。今回入手したBW-55B(旧FD28mm、24mm用)というフードもロックが甘いものであった(その分安い)。
このフードには鏡胴のガイドに合わせるレールが内側にあるのだが、ロックするために樹脂製のクッション(ストッパー)のようなものが付いている。その樹脂部分がカチカチになって、着脱のたびに粉状に削れてくるのである。
ネットで探すとここにシリコンチューブの切れ端を詰めるという方法が見つかったが、他に代わりになるものはないかなぁ...と百均にいってみて、タコや魚の目にはるウレタンのパッドに目を付けた。失敗しても百円だし、とおもって幅が5-6mmのものを購入。
まず、樹脂部分を先の細いピンセットでほじくり出し、そこに2mm程度の厚さに切ったウレタンパッドを押し込んでみると、結構ピッタリフィット!裏に粘着シートが付いているのでパッドの固定もやりやすい。レンズに付けてみるとしっかり固定される!ウレタンで柔らかいので、かなりアバウトに詰め込んでもいけるようだ。プラのレール部分が破損していない限りはこの方法で再生出来そうな気もする。
但し、フードには色々なパターンがあるようで、FD50mm用のBS-55ではストッパーが一体形成のプラスチックになっている(←これも甘くなったら魚の目パッド貼り付け作戦で行こうと思うが...)。
これですべてのフードが再生出来るとは思わないが、図画工作・技術家庭科劣等生=手先不器用+老眼の自分にも出来たということで、わざわざ書き残しておくことにした。失敗してもフード代以外は+105円である。血眼になって美品を探して英世さんを何枚も使うよりはお手軽ではある。
by neko_papa210
| 2010-01-20 00:23
| 街写真